2010年6月20日日曜日

ゲーム:Kane&Lynch(Xbox360)

2人プレイ、
Co-opモードでクリアしました。




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<悪い点>
・ヘッドショットを2~3発撃っても敵が死なないことが多い。
→難易度調整のために敵をかたくしている開発の思惑がみえる。
相手が人間のゲームでこの設定だと、リアリティに欠けて
ゲーム全体の雰囲気に悪影響を与えている。
(Haloなど人間以外が敵のゲームならまだしも)

・スキップできるイベントとできないイベントがある。
その差が不明。
特にゲームに詰まる箇所の直前が
スキップできないイベントになっていることが多く、
リスタートするたびに意味無く何度も
イベントを見なければいけないのが苦痛。

・ゲームクリアに爽快感がない。
次へ次へとイベントスキップしていたら、
いきなりメニュー画面に戻り、
「どうやらさっきクリアしたらしい」という感じで
ゲームが終わってしまった。
スキップできないイベントがある仕様なら、
エンディングのイベントもスキップできない方が良いかも。

・NPCを守らなければいけない戦闘があり、
そのNPCがすぐ死ぬので、何度もコンティニューした。
自分ではどうしようもない…というフラストレーションが溜まる。
その面をクリアできた時に感じたのは達成感ではなく、
たまたま生き残ったみたいなラッキー感だった。

・バグが多い。
仲間NPCが前のシーンでマップにひっかかって動けなくなり、
仲間がいないと先に進めず、前のシーンからやり直すこともあった。
あとはリンチが怪我状態になっている、など。
(一回殺して生き返らせると治る。
が、最初はバグだと思わず仕様だと思って進めていた)

<良い点>
・敵配置が悪くない。
戦略を立てる必要があった。

・二人プレイでストレスなく遊べる。
ケーンとリンチが別の場所で、
別のことをしなければいけない場面があり、
片方が死ぬと片方もやり直し…というフラストレーションはあったが。

・マップにバラエティがある。
ビル、刑務所、銀行、ハイウェイ、ハバナ市内、など
いろんな場所に行くので、
場所が変わるごとに新鮮な感じがする。


・ゲームの最初から最後まで、おもしろさが安定していた。
この手のゲームは最初が一番おもしろく、
後半になるに従いつまらなくなるが、
このゲームは安定していた。これは高評価。

・ゲーム中に迷わない。
画面上にミニマップを出すと、どこに行けばいいのかわかる。
そういった指示が親切。

・仲間NPCをうまく使っている。
仲間NPCを使う必要があり、指示を出す戦略を考えるのはおもしろい。
また、戦略を考える過程が、戦闘の真っ最中ではなく、
集中した戦闘→戦略を考えて動かす→集中した戦闘
と、「一度に集中するべきは一つのこと」というつくりに
なっているのが好感が持てる。
これは敵配置が考えて作られているからかも。

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最近やったゲームに共通して言えることは
・ エンディングに達成感が無い。
→日本のポピュラーなゲームと大きく違うところ。
・遊び自体に特徴が無い。シチュエーションを楽しむゲームが多い。
→遊びの基本は銃で相手を撃って倒すこと。
ということです。

これだけ同じようなゲームが出回っているという事実から推測するに北米のゲーマーの嗜好に合わせてつくると
同じようなゲームができあがるのかもしれません。
(ハリウッド映画と同じかも)

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